フーレセラピー専門用語辞典
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1.頭痛
体の生理的変化や風邪、感染症による発熱、高血圧症、目、耳、鼻の異常など病気の際に、その病気の一症状として現れることが多い。月経との関連や、動脈硬化、過労による筋肉の緊張、ストレスなども考えられる。慢性頭痛の人で、いつもと違う性質の頭痛が出たときは、速やかに医師の診察を受ける必要がある(後頭部の頭痛は特に注意が必要)。
2.肩凝り
筋肉疲労、血液の循環障害などが考えられます。筋肉を使用するとグリコーゲンの代謝によって生じる乳酸が筋肉中に蓄積します。通常は筋肉中の毛細血管から体外に排出されますが、筋肉の使いすぎは血液循環を悪くさせ乳酸の蓄積をまねくこととなります。また、体型(なで肩・首長)や姿勢(猫背)、加齢(更年期障害など)が原因となることもあるのです。
内臓起因性のものとしては高血圧、肺がん、胃炎、肝炎、胆石症など。ワキの下のリンパ節にリンパ液の停滞やホルモンの分泌異常や耳、鼻、目、歯の疾患、ストレスなどが考えられます。
注意すべきは、筋力・運動機能の低下、しびれ・知覚異常を伴う場合など。狭心症や心筋梗塞、緑内障が原因の場合がある。
3.五十肩
医学的には「肩関節周囲炎」のことで、40〜50歳台の年齢に多く、肩関節の周囲にある腱板、滑液包の老化が原因。痛みや関節の運動障害があり、放置しても6ヶ月から1年以内には良くなる病気。痛みの為に関節を使わないでいると、次第に関節がこわばって動かなくなり筋肉もやせてしまう。医師の指示のもと、適切なリハビリ訓練が必要である。
4.胸痛
心臓、大動脈、肺、食道、胃、胆嚢などの病気が原因になっていることが多い。
『狭心症』の痛みの特徴は、痛みが数分〜数十分以内に消失すること。一時的な血流低下によって心筋が虚血状態に陥る。『心筋梗塞』は激烈な胸痛を特徴とし、虚血状態が長時間続くために心筋の壊死が引き起こされる。『その他の胸痛』呼吸器系では、息苦しさを伴う場合は自然気胸や肺梗塞。発熱、せき、たんを伴うようであれば胸膜炎や心外膜炎、肺炎などの感染症が疑われる。肋骨の下縁を押すと痛みが出る場合は肋間神経痛が考えられる。
5.腰痛
不良姿勢や背骨を支えている筋肉や靱帯の障害、腎臓病、胆石、胃腸病、腎結石、子宮障害なども原因としてある。体型や姿勢が原因となるものは、肥満、妊娠猫背、ハイヒール常用、長時間の起立・臥床など。
負担がかかり過ぎると、椎間板がはみ出して神経を圧迫(椎間板ヘルニア)。
6.脱臼
関節をつくる骨のお互いの位置関係が、正常な状態から逸脱した状態。
痛み、骨の突出や皮膚の陥凹(かんおう)などの変形、関節を動かそうとしても、あるところまでくると、ばね仕掛けで元に戻るなどの運動障害がみられる。
7.捻挫
関節が外力により過度の運動を強制され、靭帯、関節包、皮下組織などが損傷されるものの、関節面の位置関係は正常に保たれている状態。関節部の痛みやはれ、運動時痛があり、歩行不能、関節の動揺性などの機能障害がみられる。
8.坐骨神経痛
坐骨神経が経路で障害され痛みが生じる病気。原因となる疾患で最も多いのは椎間板ヘルニア。臀部から下肢にか
けての重だるい感じ、圧迫感や放散痛、電撃的な痛みなど様々。安静時に痛むものや長時間の歩行によって生じるものがある。神経に沿って押さえると痛く、膝を伸ばしたまま足を持ち上げると痛みが強くなる。
9.関節痛
関節痛には安静時痛、運動の際に痛む運動痛、押すと痛む圧痛などがある。
関節炎は関節そのものの炎症であり、他にも骨破壊をする慢性関節リウマチや高尿酸血症の痛風などがある。また風邪やおたふくかぜ、肝炎などのウィルス感染症では、回復時に関節炎を伴うことも多い。
関節周囲炎は関節を取り巻く筋肉・腱・結合組織・皮膚の炎症で、腱鞘炎などがある。
10.しびれ
末梢神経や脊髄と脊髄神経の障害、または温覚・痛覚・触覚・振動覚などの知覚異常、筋肉の脱力や運動機能の低下などの運動麻痺などが考えられる。他にも神経障害ではなく、血管の病気が原因でおこることもある。長時間の正座で下肢がしびれるのは、動脈の閉塞による末梢組織の虚血が原因。
11.便秘
大腸機能の低下による『弛緩性』のものと、ストレスが原因となる『痙攣性』のものがある。その他、大腸がん、大腸の癒着などによる大腸の狭窄、閉塞が原因となる『通過障害型便秘』や、便意がおきても排便を我慢することが繰り返されておこる『習慣性便秘』がある。
12.下痢
吸収量を超える水分の流入、水分吸収力の低下、腸液の分泌亢進、消化不良、腸管の運動亢進、腸管の炎症などが考えられる。急性の下痢で、便に血液や粘膜が混じり、腹痛や発熱、排便してもスッキリしないなどの症状を伴う場合は、細菌性腸炎、潰瘍性大腸炎などの腸管の炎症が原因のことが多い。
13.胃弱
胃は食物の消化と、細菌からの防御のために酸性物質の分泌を行います。その分泌量は精神的影響も大きく受けます。分泌量が少ないと消化、免疫力が低下し、分泌量が多いと胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となるのです。急性胃炎は、食べ物、アルコール、薬剤、感染などが原因でおこる胃粘膜の急性炎症。典型的な症状は、急におこる上腹部痛、吐き気、嘔吐、発熱など。
14.慢性疲労
自己点検をする必要があるのは、1)食欲の低下や体重の減少は? 2)体温の変動は? 3)睡眠時間の短縮や延長は? 4)身体各部の異変は? 5)心理的ショックやストレスは? 以上5点。一般的に食欲と体重が正常で、よく眠れ、寝つきもよければ、病気であることはまずないと考えるべきでしょう。
ダイエットや拒食症、下痢など栄養バランスの悪化(『栄養失調型疾患』)や、腎臓病による疲労感は、蛋白質や糖などの栄養が尿とともに体外に排出されるか、または本来排出されるべき老廃物が体内に蓄積されることによるものも考えられます。
その他、心身症、うつ病、慢性疲労症候群などの『神経・精神性疾患』。
『臓器機能低下型疾患』では、病気で心臓のポンプ機能が低下して動悸、息切れについで疲労感が現れる。また甲状腺ホルモンの分泌低下(橋本病)も、全身の臓器機能が低下し疲労感を覚える。腎臓病や慢性の膵炎、胃炎、肝炎などでも臓器機能低下の結果、栄養失調をきたす場合もあるので疲労感が現れる。
『炎症型疾患』は、感染症により侵入してきたウィルスに対して、体内の免疫組織が戦う際にエネルギーを消耗するので、疲労感を覚える。
15.月経異常
周期的な子宮内膜剥離を支配・調整するのは、間脳-下垂体からのホルモン分泌と卵巣からのホルモン分泌である。それによって一定のリズムを維持するのだが、緊張や不安によって分泌が変動し月経異常を伴うことが多い。
16.おりもの
正常な場合は排卵期を除けば起こらない。異常増加の原因の80%は炎症。また腫瘍も注意すべきで、子宮筋腫、子宮内膜症などによるものがある。
17.冷え性
自律神経の働きが何らかの原因で低下すると、血管の収縮をうまくコントロールすることができなくなり、血行障害を起こし冷えを感じる。
原因としては、冷暖房完備の生活で気温の変化を感じる神経が鈍くなってきたことや、一年中冷たい飲み物や食べ物をとるために、内臓の温度調節機能が鈍化した事。また、窮屈な靴での歩行も影響するといわれている。
女性ホルモンの分泌をコントロールするのも自律神経であるから、出産や閉経時に自律神経のバランスが崩れ、冷え性になる女性が多い。
血流が悪いために起こる冷え性は、原因としては動脈硬化、静脈のうっ血、貧血、低血圧などが考えられる。
注意すべきは無理なダイエットをしている人や喫煙の習慣、強いストレスのある人。
18.むくみ
症状としては、指で圧迫するとへこむ、体重が1日で2kg以上増加した、手足が太くなる、まぶたがはれぼったいなど。健康体では、余分な水分は腎臓での血液濾過で尿として体外に排出されたり、汗として皮膚から放出され、また不足分は補給されて体内の水分は一定に保たれる。ゆえに<むくむ>場合は、組織に水分が病的に増加した状態であり、全身性浮腫と局所性浮腫とに分けられる。
『全身性浮腫』は注意すべきで、心臓病、肝臓病、腎臓病によるものが多い。
『局所性浮腫』は、血管の閉塞やリンパ管への流れが障害された場合に起こる。
19.静脈瘤
静脈弁の機能不全や血栓などによっておきた血流障害のため、静脈圧が上昇し、拡張や蛇行などのこぶ状変形が生じる。血栓がはがれて肺まで達すると、肺血管の血流を妨げ肺塞栓症となり生命の危険を伴う。
20.慢性関節リウマチ
原因は不明で、遺伝的な素因に何らかの外因が働いて自己免疫異常がおこると言われている。次々と多数の関節にはれと痛みが起こり、慢性に進行する全身病。
治療をしなければ、関節の軟骨と骨が破壊されて次第に関節が動かなくなり、日常生活や仕事に支障が起こります。
21.骨粗鬆症
骨量が病的に減少した状態。老人性と閉経後におこるものが多く、骨代謝の過程で、骨吸収(破壊)が骨形成を上回るために骨の絶対量が減少していく。症状としては、腰や背中の重圧感、疲れやすさを訴える。わずかな外力でも脊椎の圧迫骨折をおこす。バランスのとれた食事と適度な運動、禁煙、アルコールの多飲を慎むなど生活習慣の改善である程度の予防はできる。
22.自律神経失調症
突然の頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、動悸など不定愁訴とよばれる症状がある。交感神経と副交感神経のバランス不調が考えられる。