福利厚生のひとつとして会社で施術

南谷則子さん　　『夢来（みらい）』　千葉県

ネットで検索して、フーレが目に留まった一番のポイントは「施術者も健康になる」の一言でした。初めての施術体験中、足とは思えない不思議な感覚で何度も振り返って確認したほどです。入校前は足が動くか不安でしたが、授業に入ると同じ目標を持った仲間がいたことが支えとなり、参加されている協会員の方々の優しい言葉が励ましとなって安心して続けることができました。

卒業後は自宅で友人などに施術する予定でしたが、以前働いていた幼稚園でお世話になった園長先生にフーレをしたところ、その情報が理事長に伝わり定期的に来て欲しいと依頼を受けたのです。今は福利厚生の一環として20人ほどの保育士の方々に週2回ほど行っています。

職員の休憩時間に行うので１日4人と限られてはいますが、ご自分の施術日を楽しみに待ってくださっています。重労働である保育士さんが、昼休みのフーレで体が軽くなり、午後からの仕事に意欲がわいて頑張ってくれるからと理事長からの信頼は絶大です。週に2回の施術にもかかわらず十分な収入が確保されているので、技術を習得して本当に良かったと思っています。

接客を始めて実感できたことは、授業で教わった「心を込めないと伝わらない」ということでした。ひとりひとりに心を込めて施術をすることで、体の疲れが取れるだけでなく心のストレスも解消されることがわかりました。施術中は普段話せないことも話してくださるので人生相談のような時間を過ごさせてもらっています。

皆さんにとても喜んでいただいているので、もっと体を楽にしてあげるために技術を向上させて、満足感を高められるセラピストを目指していきたいと思っています。